MINST(低侵襲非外科歯周病治療)の原著論文が完成!!
投稿日:2023年3月12日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは。ご無沙汰しております。
久しぶりの投稿になります。
HPにも記載している通り、去年1年間を費やし(多分人生で一番寝ていない年になりました。。)
手術用顕微鏡とEr:YAGレーザーを併用したMINST(低侵襲非外科歯周病治療)の臨床研究をSJCD(日本臨床歯科学会)でさせて頂く有難い機会を頂き1年かけ研究をさせて頂きました。
この研究が少しでも先生方のお役になれば嬉しく思います。
そして本当に嬉しい事に
この研究報告が、4年に1度開催され、今年の秋に横浜で行われる「国際歯科大会」初日のSJCD40周年記念で講演させて頂けると学会からご連絡を受けました!しかもAホール!夢舞台です。
大会最後の日曜日は「包括的矯正治療」をノースで講演させて頂きます。
一万人の来場が見込まれるという舞台で有難いお話しです。
日頃よりSJCDの御指導を頂いている先生方にこの場をお借りして、心より感謝を申し上げます。
そして何よりも研究に携わって頂いた患者様、スタッフ、後輩の先生方にも感謝を致します。
この論文を読んで頂ければ、今までの非外科治療の常識が変わると思います!!
今まで外科治療と非外科治療の境界はポケット値5.4mm(Lindhe)とされていましたが、この手法を使用すると
〇〇mmになります。←ここは7月に出版されてからUP致します。
「重症の歯周病を外科(切開)をせず治せる」
私の人生をかけた目標です。
今年5月には院内がリニューアルされ、ユニットとカールツァイス製手術用顕微鏡が増えます。
現在ロンドンや長野、栃木など遠方から来院されている患者様の為に少しでも予約が取りやすい環境を作ります。今後とも歯周病専門医 BiVi歯科クリニックを宜しくお願い致します。
研究は本当に大変で、臨床を行いながらでしたので、何度も諦めようかと思いましたが、最後まで粘れて良かったです。
この手法で、重症の歯周病の患者さんが1人でも治り、笑顔を取り戻す事ができる事を切に願います。
そして私自身は、この手法を日本だけでなく世界中の歯科医師、歯科衛生士に発信し、私以外の先生が沢山治療して頂く事で、歯周病が撲滅できると信じております。
長文失礼いたしました。
武川泰久
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