先週の土日は休診日で勉強会。
投稿日:2018年3月21日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは。先週の土曜日日曜日はSJCDマイクロぺリオコースを受講しました。
今国際的に見ても「MIST」=歯周病の治療もなるべく切らず、切るとしても最小限の切開で行い自分の歯茎を温存する手法で治癒を目指す方向に動いています。やはりそこでも
マイクロスコープ
は必須だと講師の鈴木先生も強くおっしゃっていました。東京医科歯科大学研修医時代の同期にも会う事もでき本当に充実した2日でした。
来月再来月もマイクロスコープの講習で山梨に行きます。患者様にはご迷惑をお掛け致しますがご理解頂けると幸いです。
では今日もマイクロスコープを使用した重症の虫歯のケースを御紹介。
精密根管治療
虫歯菌が骨まで移動し歯茎から出てきてしまっている状況です。
歯科ドックで調べ原因は
根管の中の感染が取り切れていない状態と判明
4根あるはず。
ラバーダム下でコア(金属)を外します。口に落ちて飲んだら大変だからです。
根管上部形成と感染源除去の染めだし
やはり治療されていない根管1つ目発見
綺麗にします。
次にMB2をCTで位置を確認しながら
ここだ。
良く見えないときは倍率を上げて
25倍
ここでした。マイクロスコープを使用しなければ私には見えませんでした。
綺麗にして 4根根管形成終了。約1時間15分。でも1回で綺麗になりました。
次回症状は消えているはずです。次回根管充填。
この様に重症の虫歯が口に沢山あったとして
治療回数を掛ければ掛けるほど根管の内部は再感染のリスクに侵されます。だから治らないのです。
そうではなく、当院では1回で徹底的に治療を行う事で重症の虫歯や歯周病(FMDで)でも回数を掛けずに治療を終える事が可能です。それが治癒へ導く唯一の方法だと思います。そしてこの方法は国際的にも根拠がでています。
埼玉、八潮、草加、三郷で根管治療ならBIVi歯科クリニックまで。
■ 他の記事を読む■