神経を保存出来た症例
投稿日:2019年4月1日
カテゴリ:未分類
この症例は今年の初めにいらした方。
痛み(自発痛がででいました)がありみてもらいたいと。あらま大きな虫歯。歯科ドックで神経まで達していると確認。
本人に神経をとらないメリットを説明しました。
歯のなかには、『歯髄』という組織があります。神経や血管、細胞が詰まった部分ですが、『神経を抜く』とは、この部分を器具で掻き出し、取り除いてしまうということ。
歯髄は、ミネラルなどを運ぶことで歯の健康状態を守っています。歯髄の細胞が残っていると、虫歯ができても歯の組織を変化させたり、修復したりする働きをするのです。
いわば自然治癒力がある。神経(=歯髄)を取り除いてしまうと、当然そうした働きは完全に失われ、歯は死んだ状態になってしまいます。そのため、虫歯は進行する一方になります。
また、歯髄があることによって、歯に水分が供給され、歯は、弾力性があり、割れにくく、欠けにくい状態に保たれている。神経を抜くと、それも失われてしまう。
「神経を抜いてしまえば、歯に栄養が行きわたらなくなるわけですから、もはや抜歯へのカウントダウンは始まっていると言えます
そこで私はMTAを使い
ここに
MTA
2ヶ月して問題なく自発痛も消えた!!
精密治療で神経を抜かずに済みました。
通院回数も3回です。
埼玉、八潮、草加、三郷で虫歯治療ならBiVi歯科クリニック。
■ 他の記事を読む■