精密・根管(神経)治療
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根管治療成功率91.4%の「マイクロスコープ精密根管治療」で抜歯回避!
BiVi歯科クリニックでは、全国の歯科医院でもまだ導入数の少ない「歯科用マイクロスコープ」を導入しています。これに加え、ラバーダムやレーザー治療器、MTAなども活用し、根管治療を実施しており、被せ物の精度にもこだわることで、根管治療成功率を91.4%までに高めることができています。
根管治療とは歯の神経部分の治療のことで、精度が高ければ高いほど歯を残して虫歯を治療することが可能になります。より細やかな治療となりますので、視野を肉眼の40倍以上にまで拡大できるマイクロスコープの有無が、精密な根管治療実現の要とも言えます。
抜歯のセカンドオピニオンにも対応
当院では他の歯医者さんで抜歯の宣告を受けた多くの患者さんが相談にみえています。他の歯科医院で歯を抜くことを提案された場合でも、当院で抜かずに治療できる可能性もあります。
特に歯の根っこ部分の治療では、かなりの精度が要求されるため、ひとつの歯医者さんの判断に全て委ねるのではなく、うまくセカンドオピニオンをご活用ください。
根管治療(神経部分、歯の根っこの治療)
一本一本の歯には、その内部に根管と呼ばれる神経の通っている場所があります。虫歯菌が歯を侵食していくと、この根管部分にまで細菌が感染してしまい、最悪の場合、歯を抜かざるを得なくなります。
根管治療とは、このように根管が虫歯菌に侵された際、神経を除去しその部分の穴を専用器具で滅菌処理することです。この治療精度次第で、歯を残せるか、抜歯に至るかが決まります。
根管治療の流れ
虫歯菌の侵食度の確認
根管治療は、虫歯菌が根管(神経部分)にまで到達している時に行ないます。虫歯重度の場合になりますので、まず神経を除去します。
根管の清掃
神経の除去後は、根管内をキレイに掃除します。湾曲しているため、リーマーやファイルと言われる特殊器具を使用します。
根管内の殺菌
根管内の掃除後、そこに特殊な洗浄液を流し込み、虫歯菌を完全に殺菌します。虫歯菌を残してしまうと再発しますので、徹底した処理が必要です。
セメントの注入
根管内の滅菌後、そこに歯科用セメントを流し込みます。セメントにも殺菌効果があるため、虫歯菌の繁殖が抑えられます。
根管の封鎖
セメントを注入した後は、セメントが固まるのを待ち根管が封鎖されます。これで虫歯菌に再感染するリスクが低下します。
被せ物の装着
削られている状態の歯の上部に被せ物を装着し、元の状態に復元した後、噛み合わせ調整を行ない治療が完了します。
根管治療の精度が歯の運命を決める!保険の根管治療は8割再発!
虫歯重度の歯を治療する場合、神経の除去後にその箇所(根管内)を完全に殺菌しなければなりません。ところが、根管は細く湾曲し迷路のようになっているため、虫歯菌の完全な殺菌は容易ではありません。精度が甘くなってしまうと、虫歯菌が再発し、最終的に抜歯という末路を迎えてしまいます。
実は、一般的には限られた時間、最低限の材料で行うよう制限されている保険適用の根管治療の場合、再発率が80%と言われているほど、根管治療には高度な技術が要求されます。
このため、重度の虫歯の治療では、早く痛みを取り除いてもらうことだけを考えるのではなく、根管治療の精度が高い歯医者さんを選択することが重要になってきます。
BiVi歯科クリニックの「精密根管治療」5つ道具
根管治療の精度が高ければ、その後の虫歯再発リスクを抑えることができ、それが未来の抜歯を回避することにもつながります。当院では、天然の歯をできるだけ残すことを重視していますので、根管治療に究極の精度を追及しています。BiVi歯科クリニックで使用している根管治療の5つの医療器具についてご紹介します。
マイクロスコープ
マイクロスコープは、視野を肉眼の40倍以上に拡大でき、次のような場面で非常に高い効果を発揮します。
- 根管内の汚れが取れているかどうか?
- 根管内にヒビなどが存在していないか?
- 根管自体の見落とし(第4根管など)がないか?
肉眼では不可能なこのような確認作業がマイクロでは可能となるため、治療の精度が飛躍的に上がります。
当院には多くの根管治療の患者様がいらっしゃるのでマイクロスコープは1台では足りません。そのためマイクロスコープを5台導入しております。5台ともマイクロスコープ界でもっとも有用と言われいるカール・ツアイス社のマイクロスコープになります。
ラバーダム
ラバーダムは、写真のような歯科治療用の隔離シートです。根管治療では、根管内の殺菌処理を行ないますが、例えば根管内に0.01mlの唾液が入ってしまうだけで、根管治療は失敗に終わってしまいます。
このため、歯周辺組織を完全に隔離できるラバーダムを使用し、虫歯菌の殺菌処理がパーフェクトに実施できるようにしています。
レーザー治療器(高周波治療器)
根管内を殺菌処理する際、当院では殺菌専用の洗浄液だけではなく、レーザー治療器も併用します。
レーザー治療器の高周波には、殺菌効果のほかにも歯組織の再石灰化を促す作用があります。
このため、細菌感染で傷ついた根管壁を殺菌すると同時に、そこを再生させることにもつながります。
ニッケルチタン製ファイル
歯の神経箇所を掃除する器具のひとつに、ファイルと呼ばれるものがあります。
このファイルには、価格が安く抑えられたステンレス製のもの、比較的高価なニッケルチタン製のものがあり、当院ではニッケルチタン製のものを採用しています。
ニッケルチタン製のものを使用する理由は、折れにくいことと高い柔軟性があるためで、根管治療の精度を安定させることができます。
MTAセメント
MTAとは、歯科用の殺菌セメント剤で、抗生物質や抗菌剤が混ざったものになります。
歯科用セメント剤を重鎮する際、一般のものではなく殺菌効果の高いMTAを注入すれば、根管内の無菌化精度が向上します。
根管内の細菌を完全に殺菌し、いかに無菌化して封鎖できるかが全てですので、当院ではMTAを惜しみなく使用させていただき、根管治療の精度を追及しています。
根管治療成功のカギは、根管治療だけでなく被せ物の精度も大切
精密な根管治療を行い、自費の精密な被せ物の治療を行った場合の成功率は91%とまずまず高いですが、保険適応内の被せ物の場合、精度が低いために歯と被せ物の間から細菌感染が起こり再発するケースが多く、 根管治療の精度が悪く被せ物も保険の治療であれば、80%以上の確率で根管治療は再発するというデータが出ているのです。
再発根管治療は困難!根管治療は初回が重要です!
「根管治療が再発してしまっても、もう一度根管治療をすれば済むのではないか?」
こうお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、再発根管の処置は困難を極めます。残存歯質や骨の減少などの観点から、再発根管治療の成功率はこれよりグンと低くなってしまうのです。ですから根管治療の成功のカギは、いかに1回目に精度の高い根管治療と精度の高い被せ物を入れられるかにかかっているのです。
BiVi歯科クリニックでは、上記の通り、マイクロスコープやラバーダム、ニッケルチタンファイルやレーザーなどを駆使するだけでなく、さらに世界最優秀歯科技工士に選ばれた歯科技工士よる精度の高い被せ物を提供し、根管治療の成功率を91.4%にまで高めています。
埼玉県八潮市で精密根管治療をお求めの方、当院へお越しください
BiVi歯科クリニックでは、根管治療の精度追及に徹底的にこだわっています。様々な医療機器を導入し、少しでも根管治療の精度を上げることで、患者さまの天然歯を守る治療、保存治療を心がけております。八潮市周辺で精密根管治療を実施している歯医者さんをお探しの方は、ぜひ当院まで足をお運びください。