本日のマイクロスコープ治療(診断編、歯周病治療編)
投稿日:2017年11月30日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは。本日も一日お疲れ様でした。今日はカウンセリングが多い日でした。良く喋りました。皆さん色々な悩みや不安をお持ちなんですね。ブログも見て頂いている方もいて嬉しかったです。
自分と同じ症状の方だったり、同じ治療をしている人が治っていく姿は励みになりますもんね!!
さて一人目のマイクロスコープは診断に使用した方です。
この患者さんはメンテナンス時に衛生士から見て欲しいといわれました。
被せ物が合っていないだけではなくヒビ?があります。マイクロスコープにて歯根の上部が破折と診断。画像と線で患者様に説明
細菌感染が根管の外まで広がっています。治療の計画を詳しく説明
納得して帰られました。抜きません。丁寧に次回から保存治療です!
お二人目は歯周病治療
歯石を丁寧に無痛で取ります!
ここも
石が浮いてきた!
綺麗になります。次回は再検査ですね。
患者様に歯周病と全身疾患について聞かれましたのでお話しします。
Q 心血管疾患と歯周病は関係あるのですか?
歯と心臓にどんな関係が……と思う人がほとんどなのではないでしょうか?
でも、歯が痛いと仕事に集中できなかったり、かみ合わせが悪ければ肩が凝るなど、症状は確実に出てきますよね。
こうした分かりやすいもの以外に、静かに進行する病気にも、歯周病は関係してきます。
例えば心臓血管疾患。これは、症状がないまま病状が進行して、症状が現れたときには重症となり、時には死に至る大変危険な病気として知られています。その症状の一つである動脈硬化や血栓の原因となる、血管内壁の堆積物の中や腹部大動脈瘤から、歯周病菌のDNAが検出されているのです。
血栓は脳梗塞や心筋梗塞を引き起こしますから、ひいては死に至る病気となり得ます。
また閉塞性血栓性血管炎(バージャー病)と呼ばれる病気は末梢の血管が閉塞し、時には四肢の切断に至る場合もあります。この閉塞部からも、高い確率で歯周病菌が検出されています。
現在、疫学的に見られる両者の強い関連と、原因部位から歯周病細菌のDNAが検出されていることから、歯周病との関連が研究され、予防と治療に役立てようという動きが広がっています。
このように歯周病は怖い病気です。末期まで痛みがでません。検診を受け早めの診察をお勧めします!
埼玉、八潮、松戸、流山、足立で歯周病でお悩みの方はBiVi歯科クリニックまで。
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