本日のマイクロスコープ治療(治療器具除去、仮歯調整、虫歯治療、精密根管治療初回は何をするの?編)
投稿日:2018年1月13日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは。院長の武川です。今日は良い意味で疲れました!すべてシビアなケース。マイクロスコープがなかったらどうなのか。考えるだけでゾッとします。
ではご紹介。
精密根管治療から
色々な人がきます。この方は他院で治療器具を残されたケース(根管治療に使う器具が根管の中で折れている)症状がなければまだ良いのですが。。症状があります。異物ですので確実に除去したい所です。今日は1時間半の格闘。超音波や色々な最新器具で隙間を器具と歯の間に作ります。0.1mmの世界。
光っているのが金属のリーマーです。
きたー。
嬉しい。今日はビールを飲もう!!
右が術前。左が術後
CTでも確認ML根 術前 ある。
術後 ない!!
これで次回は根管充填です。
患者様に感謝。これを取る為に270分かかりました。4回の根管治療で終了予定。かかりました。。これを2回くらいでできるようにもっと修行します。でも嬉しい!!患者様と喜びました!私も本当に幸せ!!
次は他院で行った前歯インプラントの金属が露出して嫌。のシビアなケース。
歯茎の移植を私が1年前に行い歯茎のボリュームを作りました。手術画像は割愛します。
右上1番のインプラント歯茎の形態を仮歯で作ります。
マイクロスコープ治療で仮歯を調整。
エマージェンスプロファイルを調整。
仮歯完成!!インプラントの淵が見えなくなりました。あー緊張した。ここまで1年。患者様喜んで頂けました。
ここからまた3ヶ月みて最終的な型をとります。前歯の治療ですので妥協は絶対ダメです。うちの技工士に怒られます。
虫歯治療のケース
これを詰めます。
いいですね。レジンでの修復
次のケースは90分の精密根管治療(初回編)です。
精密根管治療の難しい所は根管内だけではありません。この方は右上7番一番アプローチしずらい所。
難しいのはいかに上部形成を行うか。エンドの基本。その為の準備
まず被せ物を外し
ここからコアを除去。金属が口に入ったり口を絶対に傷つけないためのラバーダム(必須!!)金属を飲んだら大変です。ラバーダムをしないで根管治療を行う事は当院では100%ありません。
やはりこんなに感染が
上部形成。ストレートラインアクセス
ガッタパーチャを除去D3使用
ん?
もう1根MB2あった。これが病変の原因か。
レーザー
これで90分の1回目のメニューは終了。
患者様に毎日感謝です。
最後のケースは虫歯治療、奥歯編。マイクロスコープを使用すると通常の機種はミラーテクニック(鏡越しに治療)で行う事が多いです。しかし当院で使用しているカールツアィスピコモラーはモラーシステムがついていますので奥歯も直視で行える事が多いです。
これも銀歯虫歯。銀歯の下は必ず虫歯になります。
中は 感染だらけ。下の7番の近心。直視で虫歯除去、マージンを研磨
MTAセメントで術後の疼痛緩和対策。
このようにすべての治療にマイクロスコープを使用し時間はかかりますが丁寧に行う事で無痛かつ精密な治療ができます。埼玉、八潮、草加、三郷で虫歯治療ならBiVi歯科クリニックまで。
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